鬼は~外!福は~内!豆まき、してますか?

2月3日は節分。古くは立春が正月だったため、前日の節分に厄を払い新年を迎える風習として行われていた「鬼やらい」が豆まきの原型と言われています。
ご家庭ではお父さんが鬼のお面をつけて、子どもが豆を投げるなんて風景が思い浮かびます。近年では、恵方巻きも思い浮かびます。元々は関西の風習でしたが、今では日本全国で見かけるようになりました。今回は総合嗜好調査「かかさずにする行事」から節分行事について見てみたいと思います。


 

「かかさずにする行事」で「節分・豆まき」と回答したデータの推移を見てみると、最も古い1980年では全体で50.7%とおよそ半数が「豆まき」をしていると回答。そこから42年後の最新2022年では30.6%と約20%減っており、「豆まき離れ」が進んでいるようです。少子化の影響や豆の片付けが手間などの理由があるのでしょうか。

次に「恵方巻き」を見ると、調査項目として追加された2007年では全体で26.4%、2015年に「豆まき」を超えて以降はほぼ横ばいで、2022年では37.6%です。

現在ではどちらかと言えば「恵方巻き」の方が節分のメイン行事になっているようです。

また男女で比べると、「豆まき」も「恵方巻き」も男性に比べて女性の方が10%前後高い傾向があります。



データ元:TBS 総合嗜好調査 1980年~2022年 10月調査 
東京地域:約1000名、阪神地区:約500名 13-59歳男女
配布留置自記式 

TBS 総合嗜好調査概要 https://www.jds.ne.jp/datebase02p/

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