通勤通学時間を有意義に…電車やバスの車内で何してる?

皆さんは電車やバスの中でどのようにすごされているでしょうか。
最近はスマートフォンを見ている方をよく見かけますが、混んだ車内だとただ目を閉じて「無」になることも?今回は「電車やバス車内のすごし方」のデータを見てみたいと思います。


 


電車やバス車内でのすごし方を10年間で比較してみると、2012年では全体で「車内の広告を見ている」「眠っている」「窓の外の看板を見ている」がTOP3となっています。

最新2022年調査では、「ネット・SNSやメールをしている」がトップとなりました。「眠っている」は以前と比べ割合が減っているものの2番手をキープしており、車内はある種憩いの時なのかもしれません。
「車内の広告を見ている」は2012年から10ポイント程度減り順位を落としたものの、3番手となっています。
また、「ネット・SNS・メール」「音楽」「動画」「ゲーム」などスマートフォンで利用できることの数値が高くなっており、車内でスマートフォンを使うことが標準的な行動になってきている様子が見えてきます。
特に「動画を見ている」が10年で大きくスコアを上げているのは、スマートフォンの普及の影響が大きいと思われます。「人と話をしている」が半分ほどに減っているのは、コロナ禍の影響があるのかもしれません。

男女で比べてみると、「ネット・SNS・メール」「車内広告」「窓の外の看板」「考えごと」「服装・アクセサリーを見る」「人と話」などで男性に比べ女性のスコアが特に高い傾向が見られます。

手持ち無沙汰な車内での時間、手元ばかりではなく、たまには目線を上げて窓の外のちょっとした変化を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。


データ元 : JNNデータバンク定例全国調査 男女13~69歳

2012年11月 n=7,404、2022年11月 n=7,400

JNNデータバンク調査概要 https://www.jds.ne.jp/datebase01j/

                データ(PDF)はこちら