「インターネット通販で購入・利用したもの」の調査結果をご紹介します。
春らしい陽気のこの時期。
お花見や散策に出かけたい気持ちでいっぱいになりますが、未だ新型コロナ
ウイルスの影響は続いています。ようやく緊急事態宣言解除の検討に至りま
したが、外出を控える傾向はしばらくは続くのかもしれません。
1年以上の長きに渡り、できるだけ自宅などの室内で食事や買い物を完結す
るようになった消費者。
実際にどのようなものを買っている・利用しているのでしょうか?
そこで今回は「インターネット通販で購入・利用したもの」の調査結果をご
紹介します。(2017年10月から追加された調査です)
「インターネット通販で購入・利用した」の推移は元々増加傾向でしたが
2020年10月ではそれまでよりも大きく増加しています。
「巣ごもり」がインターネット通販の利用を促進したのでしょうか?
1位の「洋服、ファッション衣料、下着」は圧倒的に多く、
順位のキープだけでなく利用率も最も増加しています。
順位を上げたものでは「デジタルコンテンツ(動画、電子書籍、音楽、ゲームな
ど)」「家電・AV機器」「家具・インテリア」「パソコン」などがあり、これらは
おうち時間やテレワークを充実させるものではないでしょうか。
また、「飲料・酒類」は家飲み用かもしれません。
一方で順位を下げたものは「国内旅行」「レジャー用品・スポーツ用品」
「コンサート・イベントチケット」などがありますが、Go Toトラベルと外出制限の
両方の影響を受けた結果なのかもしれません。
「ゲーム機器・用品」のように順位が下がっても利用率が増加しているものがあるのは
興味深いところです。
データ元:TBS 総合嗜好調査 2020年(n=1946 男女 13~74才)
東京地域 約1,200名 阪神地区 約600名 男女 配布自記式
1975年は18~59歳、1976年は15~59歳、1977-2004年は13~59歳、2005-2013年は13~69歳、2014年以降は13-74歳
時系列データは東京地域 約1,000名 男女 13~59歳 を対象
データ(PDF)はこちら