ペット事情の変化は?飼っているペットの推移を見る

みなさんはペットを飼っていますか?ペットを飼っている方は我が子のように写真を撮ったり、一緒に出かけたり…。ペットが人間の「癒やし」になっていますね。人とペットとの関わりを、JNNデータバンクの「現在飼っているペットの種類」から見てみたいと思います。


現在飼っているペットの種類

お宅では現在何かペットを飼っていますか。次の中からお知らせください。(MA)
  *グラフは「飼っていない」を除いて作成
  *2007年、2012年、2017年における「金魚・熱帯魚」は、「金魚」「熱帯魚」何れかに回答した数値

「現在飼っているペット」を5年おき4時点で比べました。

代表的なペットとも言える「犬」「猫」では、同じ「犬」でも「犬(室内)」はほぼ横ばいであるのに対して「犬(屋外)」は15年で5%減少していました。昔は犬といえば「番犬」として屋外で飼われていましたが、鳴き声がご近所に迷惑となる等の理由もあるのでしょうか。対して、こちらも基本的に屋内で飼う「猫」は微増しています。

今やペットは人間と同じ空間で生活を共にする家族という意識が強くなっているのかもしれません。

特に大きな変化が見られたのは「金魚・熱帯魚」で、2002年からの15年で6.2%減少となっています。飼うにも水槽や水の管理等、設備の管理に手間がかかる動物ではあります。昔のように金魚すくいで取ってきて飼うというほど気軽ではなくなっているのかもしれません。

特筆すべき点は、2017年調査以降「飼っていない」の割合が少しずつ増えている点です。

「ペットブーム」と言われて久しいですが、住宅事情などもあってか人間とペットの関わりは変化しているようです。どんな動物を飼っても、家族として責任をもって一緒に暮らしていきたいですね。


データ元 : JNNデータバンク定例全国調査

2007-2022年11月調査:男女13~69歳 n=約7,400

 

JNNデータバンク調査概要 https://www.jds.ne.jp/datebase01j/

                データ(PDF)はこちら