SDGs(持続可能な開発目標)人々の関心は?

人類は現在、様々な問題を抱えています。その問題を解決し持続可能な開発目標として国連総会で採択されたSDGs。

自治体や企業がSDGsに向け様々な取り組みを進めています。

そんなSDGsの認知状況をデータバンク8月追加調査の結果から紹介します。


SDGsの17つの目標に関して、

「この目標の内容を知っている」ことについては、「ジェンダー平等を実現しよう」が46.1%で最も高く、男女格差やLGBTQが社会問題として関心が高いことが伺われます。

「自分にとっては身近なことだと感じる」ことについては、「住み続けられるまちづくりを」が33.4%、「すべての人に健康と福祉を」が31.8%と続き、自身の生活に直結する項目が高い傾向になりました。

「具体的な行動を起こした」ことについては、最も高い項目でも「海の豊かさも守ろう」で3.7%にとどまっています。

「この目標についてもっと学んでみたい」ことについては「気候変動に具体的な対策を」が最も高く、昨今の猛暑やゲリラ豪雨といった異常気象が身近な存在となり、関心が高まっていることが伺われます。

SDGsについて人々の関心の高さが伺われた結果ですが、実際に行動を起こしている人は少なく、本当の意味で浸透するまではまだまだこれからといえます。


データ元 : JNNデータバンク首都圏調査 2022年8月追加調査 男女13~74歳 n=893

  JNNデータバンク調査概要 https://www.jds.ne.jp/datebase01j/ 

               データ(PDF)はこちら