災害時の備え、どうしてる?

9月1日は防災の日。1923年9月1日に関東大震災が発生したこと、
また台風が多いとされる二百十日にちなんで制定されたといいます。

地震や台風のみならず、最近は豪雨災害なども多く、皆さんも「何か備えなきゃ…」とは思っているものの、実際は?

そんな調査結果をご紹介します。

全体では「災害が起こりそう、または起こったら、テレビをつける(みる)」が50.8%で最も高く、半数以上の方がテレビで情報収集を行うと回答。以降「地域の避難場所を知っている」48.5%、「各自治体が発行する『ハザードマップ』を見たことがある」44.8%と、スムーズな避難に備える回答が40%台で続きました。

年代別では、30代を境に情報収集元がインターネット中心とテレビ中心で分かれており、また若年層での避難場所やハザードマップの認知が低めであることから、若い層では自宅周辺で備えるよりもオンデマンドで情報を収集してその場に合わせた対応をする意識が見えてきます。

気になるのは「『特別警報』が出たら避難・避難準備をする心づもりをしている」が最も高い60代でも21.4%と低調なこと。避難場所を知っていても、実際に動く意識を持つ人は少なめなんですね。

皆さん、「防災の日」をきっかけに災害時の安全確保について考えてみませんか。

データ元 : JNNデータバンク定例全国調査   2021年11月実施  男女年代別データ:男女13~69歳 n=7,401

JNNデータバンク調査概要 https://www.jds.ne.jp/datebase01j/

               データ(PDF)はこちら